ニッポンのクルマなんて世界中にあふれているはずなのに，実際に海外で見かけるとやはりうれしいものです。

特に，Barcelonaの街中で見かけたヤリス（日本名Vitz）は，小さいながらもしっかりと自己主張しているように見えました。

もともとdesigned in EUということを考えれば当然のこととも思えるものの，日本を含め世界で売るクルマのデザインをEUで仕上げてしまうトヨタの底力について，バルセロナの街中でふと考えてしまったという。

しかし，日本車の海外生産や世界的な提携が進む中，日本車対輸入車という図式はとっくに過去のものになっているんですよね。

これからは，自分のニーズを整理して幅広い対象の中からクルマ選びをしたいと思っているところです。

...とはいうものの，2000年3月末にプジョー405のエンジンを壊して以来，自分のクルマを持たない生活をしているのですが，楽しみのためのオートバイがあればクルマは要らないのではないかなんて思いはじめているのもまた事実。

車検や保険や各種整備に消耗品。駐車場にローンまで含めたお金を食生活に回したら月に２〜３回はちゃんとしたステーキを店で食えるのではないか なんて考えてしまう今日この頃。

価値観は人それぞれながら，こんな視点もあるということで...このコラムの幕引きとさせていただきます。

15回お付き合いありがとうございました。ユーザーコラム自体も近々終了してしまいますが，またどこかでお会いできるのを楽しみにしております(^^)v。