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2011年02月13日
今年はANTにもどんどん乗ろう
くにたちの自転車仲間のひとりが,伊藤礼さんの『こぐこぐ自転車』,『自転車ぎこぎこ』が面白いと薦めてくれたので図書館で借りて読んでみた。
たしかに,大学のセンセイを定年になる歳になってから自転車を始めたにも関わらず,一気にディープな世界にはまっていくのが手に取るようにわかるのである。
独特のユーモアをオブラートに,言いたいことをズバズバと書いてしまう迫力も◎。
特にヘルメットについてのくだり。
電車の中で読んでいて思わず吹き出してしまったではないか...う~む...実に困った本なのだ(笑)
ちなみに,ヘルメットについてどんな主張がなされているかは実際に本を読んでみてください。
その本の中で,ダホンの折り畳み車が何度も出てくる。ご自身でも2台所有し,友人にも買わせている。しかもカタログ値で9kgを切るような上等のモデルである。
コギー号が復活してから,旧いながらも700cホイール&フルサイズ自転車の快適性にぞっこんで,昨年はANTにほとんど乗らないうちに終わってしまった...
それどころか,秋にはブレーキレバーを街乗り用のトレック7400に流用してしまったり,ほとんど部品取り車輌にまで成り下がっていたのである。
しかし,伊藤さんの本を読んで,折り畳み自転車のありがたみを再度思い出したのであった。
ANTの,キックスタンド・キャスターホイール・リアキャリア等を含む実走行状態で12.5 kgの重量は,ダホンの上等のモデルには遠く及ばない。
しかしANTは圧縮した状態でコロコロと転がしていけるのであった。
これは,本体がどんなに軽くても地面から浮かせながら運ばなくてはならない自転車に絶対的に勝る魅力である。
電車のドアの脇の手すりを,折り畳んだハンドルとサドルで挟み込んでやれば,電車の加減速で倒れる心配もない。
下車してからもホームをコロコロと押していってエスカレーターやエレベーターを使えば,改札を出るまで全く持ち上げることもない。
実に,バリアフリー万歳!なのであった。
今年は,またANTと共にあちこち出かけてみることにしよう。
投稿者 Taniguchi : 2011年02月13日 22:15