クルマと違ってとまっているときには支えてあげなきゃいけないオートバイ。
それがために車体をバンクさせることができ，コーナーリングの時に遠心力を敵に回さずに楽しめるわけなんですが，ちょっと油断すると立ちゴケって情けない事態を招くことになってしまいます。
給油したあと，ちょっと一休みしようとオートバイを降りようとしたときに，右足のカカトに無線のアンテナのコードがひっかかってしまい，それを外そうとしているときにふいにバランスを失ってしまい...。
モトコンポのような小さくて軽いやつだとまず問題ないんですが，車両重量230kg，しかも灯油のポリタン約２本分に相当する35Lのタンクが満タンなパリダカ号がグラッときたら...支えることはまず不可能。
今日の画像は，あえなく左に倒れてしまったパリダカ号を必死で起こしているたにぐちであります。
まあ，それでもエンジンガードと左パニアケースのおかげでパリダカ号はべったりと寝てしまうこともなく，足を挟まれたりすることもなく，その瞬間をデジカメに撮られることもなく，何とか一人で起こせたのは不幸中の幸いだったよと自分に言い聞かせているところ。
立ちゴケは，忘れたころにやってくる。そして，不思議と続いたりするもんですから読者の皆さんもご注意あれ...（笑）。