オートバイが不調になる...。

確かに気が滅入ることではありますが，でも，それをきっかけにオートバイの仕組みやオートバイを構成する部品に詳しくなるチャンスでもあるわけです。

エンジンの中はこうなってるのか！とか，この部品が不調になるとこういう症状になるのか！とか，飼っているオートバイやクルマたちからずいぶんといろいろなことを教わってきたものです（笑）。

特に，vespaよりもBMW，特に質実剛健の鑑のようなパリダカ号からこれほど多くのことを学ぶハメになるとは...，買った当初は全く予想だにしていなかったこと。

改めて整備日誌をつらつら見直してみると...もともと知りたがり屋のたにぐちにとっては，適度に不調になってくれるのは，ありがたいことなんだぜ！なんて強がりの一つでも言ってみたくもなりますが...そりゃまあ...いつも快調であってくれるのが一番であるのはいうまでもありませんです。

ところで，修理の際に交換された部品たち。たいていはその場でゴミとなってしまうのでしょうが，たにぐちにとってはそれも一つのお宝だったりするのですね。

今日の画像は，去年エンジンをオーバーホールしたパリダカ号のオイルポンプ。

破損したコンロッドメタルの破片がつけたキズが痛々しいですが，キレイに洗浄した後，インナーローターをアロンαで固定しペーパーウェイトとして第二の人生を送っております。

呆れてモノが言えないって人もいらっしゃるかと思いますが，本人は面白がってますので暖かく見守っていただけるようお願い申し上げます（笑）。