読者MLをはじめとして，いつもお世話になっているまにたさんのところから，うちに来て約10ヶ月にしかならないのに，既にオドメーターの１万の桁が1つ増えてしまったK100RS。

フラットツインのパリダカ号とはまた一味違うBMWワールドを味わわせてくれるし，何よりも良くできたカウルは冬の高速道路の必需品。よく効くグリップヒーターとあいまってずっと大活躍してくれていたのですが，ここへきてちょっと機嫌を損ねてしまいました。

先月の末頃，ちょうどB.O.T.T観戦の帰り道あたりから加速時にちょっと金属っぽい気になる音が足元からするようになっていたのですが，先日，主治医のフラット大森で診てもらったところ，なんとエンジンのエキゾーストパイプを留めているスタッドボルトが折れているじゃないですか。金属音と思われたのは，どうやらここからの排気漏れの音。

8本あるスタッドボルトのうち，今回，折れたのは1番シリンダーの外側。まにたさんの話では，同じところが5年ほど前にも1度折れたことがあるそうですからまさにお約束の故障なんですね。

特に後期型の4vエンジンになってからは，エキゾーストシステムがエキパイとサイレンサーの一体になっているため，1番シリンダーのエキパイにどうしても振れがでてしまうとのこと。そして，スタッドボルトが折れたまま乗っていると，エキゾーストシステムそのものにまでダメージが広がって，エキゾースト一式交換（触媒なし仕様で約13万円！）になりかねないそうですので，同型のK100RSにお乗りの方はご用心のほど。

修理が済んだらまた報告します。