さて。

今回は，部屋に戻ってからの楽しみの一つに，オンボードカメラの画像をみるというのがありました。

参加メンバーの田島さんが，ヘルメットにCCDカメラを装着し，タンクバッグに忍ばせたDVカメラに走行風景を記録してくれたのです。

以前，雑誌アウトライダーおなじみの須藤カメラマンに，箱根で流し撮りをしていただいたことはあるのですが，自分の走りを動画で見ることができたのには大いに感激。

基本的にあまりテレビを見ずに育った自分としては，いまだに動画よりも静止画の方が身近な存在なのですが，動画には動画の楽しみがあることを再発見することができました。

しかし，田島さんの話によるとカメラの固定方法がヘルメットのシールド上部に落ち着くまでには試行錯誤の繰り返しだったそうです。

あるときは振動が激しく見るに堪えなかったり，空しか映っていなかったり。そのたびごとに改良を加えた結果が今回の成功をもたらしたと。

インターネットへの接続も，さまざまな手法で広帯域化が図られている今日この頃ですが，あと1年もすればツーリングの報告は解説付きの動画になってしまうのかもしれません。（つづく）