STARTPAGE(133ch)Backnumber 19970710 by J.Taniguchi(jtn@tama.or.jp)

工具選びもまた楽し(1)

オートバイのメカニズムが少しずつわかるようになると,ちょっとした整備は自分でやってみようかと思うことがあります。そのときにまず,使ってみようかと思う道具が車載工具。シートの下あたりにビニールの袋に入れてしまわれてあるやつです。

で,自分のオートバイの車載工具って見たことありますか?どの工具をどこに使うのかわかりますか?もしわからないのがあったらオートバイ屋さんで聞いておきましょう。恥ずかしいことはありませんよ。というか,こういう説明をどのくらい丁寧にやってくれるかは実はオートバイ屋さんの気合いをはかるものさしのような気もするんです。

さて,僕は自分のオートバイの車載工具はほとんど使いません。整備をしないってわけでは決してないのですが。

理由は簡単。車載工具は原則として「非常用」だから。コストと収納スペースを考えると使い勝手がイマイチなのも仕方ないのかなあとちょっと弱気になってしまいます。でもね。うちで簡単な整備をするときは,ちゃんとした工具をつかうようにすると能率が全然違います。僕なんかのシロート整備士でも違いがはっきりわかります。と,いうか,シロート整備士こそ,いい工具をつかうべし!といろいろ苦労した末思うようになりました。

例えばプラスネジ。十字の溝の大きさと深さで3本のドライバーが必要なんです。これを知らずにあわないドライバーを無理に使うと...十字の溝を壊してしまってネジ1本外すだけで四苦八苦するはめになります。

ボルト・ナットに使うスパナも同じ。6角形のすべての辺に力を加えることができるメガネレンチを使うとやはり安心感が違いますよ。メガネレンチでは満足できず,写真のようなソケットレンチを揃えたいと思うようになると,そろそろ工具集めの泥沼に足を突っ込みかけてます。この泥沼にはまってしまうと,自分だけのガレージ欲しくなったりしますんでホント気を付けて下さい(^o^;)。

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画像の説明:ソケットレンチはとっても便利

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