先日，雪が降ったときに久しぶりに出動したホンダダックスですが，これも外装にプラスチックがほとんど使われていない気合いの入ったやつです。

と，いうのも，こいつが最初に発表されたのは1969年。

来年3回目の年男になる僕が小学校に入った年と言えばずいぶん前のことなんだ！とおわかりいただけるでしょうか（笑）。鉄板をプレスして成型したＴボーンフレームに耐久性抜群のスーパーカブのエンジンを搭載してつくったレジャーバイクです。

発表当初は，前輪を含めたフロントフォークまわり一式がはずせるようになっていたようです。なので，普段は街乗りに使いながら，遊びに行くときときにはクルマのトランクに積みこんで一緒に連れていける一粒で二度楽しめるおいしいオートバイというわけ。

その後，いわゆるスクーターが発売され，ダックスそのものの販売は一時中止されていたのですが，1994年，電装が１２Ｖに改良されたり，メンテナンスフリーのバッテリーが搭載されたり，エンジン回りが改良されて燃費が向上したり，いろいろな意味で乗りやすくなって再デビュー。ただし，ハンドルは畳めるものの，フロントフォークをはずすことはできなくなりました。

さて，これをなつかしさのあまり衝動買いしたのが3年前の今頃。でも，そのあとベスパを手に入れてしまったりしたせいで走行距離はいまだに1200キロあまり。

このエンジンは，チューンするパーツなんかもいろいろ出てますから，そういういたずらもしてみたいのですが，なかなか時間が取れないし，このままではちょっともったいないなあ...，誰か譲り受けてくれる人がいないかなあと思ったりもする今日この頃なのです(^o^;)。

興味ある方いらっしゃいましたらメールにてお問い合わせください。

(1998年7月，このダックス君は新しいオーナーの元に旅立ってゆきました。)