●ＮＧＫ　Ｖプラグ

国産のＮＧＫもカタログを見ると多種多様なプラグを作ってくれてます。それぞれに特徴があるのでしょうが，今日はＮＧＫ　Ｖプラグに登場願いましょう。

電極にゴールドパラジュームが使われているということで，ノーマルのプラグよりも消耗が抑えられ長持ちする。あるいは中心電極を細くできるのでそこから強力な火花が飛びやすいなど具体的なメリットがいろいろあるのだと思います。

ちなみに今日の画像のＮＧＫ　Ｖプラグはベスパ用（P125）に買ったのですが，特にノーマルのプラグでも不満がないため，買ってから1年以上経つのにいまだに工具箱の中でスタンバイしているというありさま。じゃあ何で買ったんだ〜？なんて言われそうですが，やはりゴールドパラジュームという「響き」に負けて買ってしまったというのが正直なところですね(^o^;)。

また，ＫＴＭの英文マニュアルの中で推奨されているプラグも，型番からするとＮＧＫのごくノーマルなやつだったりします。

なら高性能プラグの存在意義は？なんて思ってしまいそうですが，レースなどではほんのわずかな性能差が結果にストレートに効いてくるんだろうし，また，いろいろなプラグを試してみて，自分なりに違いを楽しんでみるのも趣味としてのオートバイには欠かせない要素ではあると思います(^^;)。

特にビッグボアなエンジン（1気筒あたりの排気量の多いエンジン単気筒600ccとか2気筒1000ccとか）は，たくさんの混合気をいかに燃やしきれるかによって違いがはっきり出るようです。

プラグを替えて排ガスのにおいが変わったという経験はたしかにありますので。