オートバイの復活作戦を順調に進めるには，あらかじめ下見をしておいてヤレ具合をみておくのはなかなか大事なポイントです。そして必要なパーツはあらかじめ入手しておくわけです。

作業を始めてから，パーツが足りないとか工具が足りないとかいうのは非常に能率がよろしくないし，せっかく天気に恵まれたのに作業中断というのもくやしいですから。

特に，工具は，通常のスパナやドライバーのほか，固く締まって緩まないネジをゆるめるショックドライバは大変重宝します。また，頭が６角形をしたボルト・ナットについては普通のスパナよりも，ボルト・ナットの６辺にすべてに力を加えられるめがねレンチやソケットレンチがオススメというのは以前お話したとおりです。

あと，前の晩のうちに，固まっているとおぼしきネジにＣＲＣなどの潤滑剤を吹いておくのも結構効果あります。

今回は，それほど頑固なネジ類はなかったので助かったのですが，エンジンのヘッド部分にオイルを回すパイプとヘッド部分の接合部からオイル漏れの兆候があったので，念のためその部分のガスケットも準備しておいてもらいました。