前回は，速度自動取り締まり機の話でしたが，別に，最近切符を切られてしまった！というわけではありませんので念のため（笑）。

さて，速度自動取り締まり機は，速度超過の車両のみ撮影しているようですが，これよりももっと不気味なのがＮシステム。

全国の幹線道路の要所に設置されたこれは，通過する車両のナンバーを逐次読みとって，盗難車発見や犯罪捜査のための補助に使われているということになっているようでなんですが，逆に，善良な市民(^^;)のほとんどからすれば，これは「プライバシーの侵害システム」という見方もできるわけです。

ある日突然，いついつあなたはここを通過して，そのあとにさらにここを通過しましたね。どんな用事があってどこに行ったのですか？なんてもし訊かれたりしたら，これはやはり気持ちいいとは言えませんよね。

最近，ある地点までの所要時間が表示されるような電光表示を見かけることも多くなってきましたが原理としては同じようなもの。

また，高速道路料金所でもナンバーが読まれてまして，通行券の右上にあなたのナンバーのクルマのナンバーの下2桁がプリントアウトされているというのがまさにそれを証明していたりします。

前面にナンバーのないオートバイには幸いなことにあまり縁がない話ではありますが，真夏の夜のちょっとこわい話でした...。