STARTPAGE(133ch)Backnumber 19990219 by J.Taniguchi(jtn@tama.or.jp)

エルメスがバイク用品を作ったら...

時には銀座あたりまでフラフラ出かけるのもなかなかいいものです。

ちょっと足をのばして銀座8丁目方面まで出かければ,ISIZE編集部が入ってるリクルートG8ビルもあるし。

さて。

いくつか用事を済ませ,最後に寄ったソニービルを出たところで,リボンをかけたアヤシげなビルを発見。

「なんだこりゃ!」と思ってリボンな箱の中をのぞいてみると...エルメスの文化歴史を紹介している博物館のようになっているのです(たぶん期間限定,入場無料)。

そちら方面のブランドものには滅法弱いたにぐちなんですが,せっかくの機会なので寄り道することにしました。

入っていきなり目を奪われたのが,第二次世界大戦の時にドイツ軍がパリに攻め込んだときのエルメスのアトリエの写真。ガラスは割れ,壁にはうちこまれた弾痕が転々とついていたりするという。そしてパリ解放とともにフランス国旗のかかったアトリエの写真。

モノクロなのがかえって迫力を感じさせてくれます。

さらに,エルメスの歴史やリボンの意味などの解説などもあって結構楽しめたのでした。

それにしても,エルメスって最初は馬具を作っていたんですねぇ(^^;。

# そんなことも知らなかったのですから,本当に縁がなかったってわかるでしょ(笑)。

エルメスなんて自分とは関係ない世界と思っていましたが,鉄の馬ともいえるオートバイのシートやバッグをエルメスがつくったら,どんなのができるのかなあ〜。ベスパのフロントにワンタッチで付けられるような気の利いたバッグなんて作ってもらえないかな...」なんて思いはじめてしまいました(^^;.

★先日同じところを通りがかったのですが,この建物はすでになくなっていました(1999年6月)。

▲▲目次へ▲ひとつ前| 一年前 | 次に進む▼


画像の説明:かなり強力にフォトショップ入れてます(笑)

Return to J.Taniguchi's HOMEPAGE!