STARTPAGE(133ch)Backnumber 19990303 by J.Taniguchi(jtn@tama.or.jp)

人はいつかは死ぬわけなんですが...

先週なかばから新聞紙上をにぎわしている脳死段階での臓器提供なんですが,なんかこう割り切れないものを感じてます。

もし,自分が何らかの原因で脳死状態になってしまった場合,もし,自分の臓器が役に立つのであればそれを使ってもらったほうがいいのかもしれない。でも,いまの状況では,自分の命を尊重されるよりも「脳死状態にされかねない」ような危うさを感じてしまうのもまた事実。

先月,運転免許の更新に出かけたときに,運転免許センターの窓口横に「臓器提供意思表示シール」なるものが置いてありました。

このシールを運転免許証の裏側に貼ることで,臓器提供に対する自分の意志を明確にすることができるとのことで,早速もらってきてあったのですが,もう少し,事態の推移を見守ってからでないと,脳死段階での臓器提供する勇気がないというのが正直なところ。

いつでも意思表示は変更できるので,今回は「私は,臓器を提供しません。」シールを選んで免許証の裏に貼っておくことにしました。

●臓器移植についてのページはこちら

●(社)日本臓器移植ネットワークのページ←もっと頻繁に更新すべきでは :p

▲▲目次へ▲ひとつ前| 一年前 | 次に進む▼


画像の説明:シール自体は縦1cm横3cmくらいのものです。

Return to J.Taniguchi's HOMEPAGE!