ISIZE USER COLUM(133ch)Backnumber 19990415 by J.Taniguchi(jtn@tama.or.jp)

フロントフォークオイル交換

ブレーキをかけたりジャンプしたり段差を乗り越えたりする時だけでなく,走行中に常に縁の下の力持ち的に働いてくれているサスペンション。

でも,エンジンなどと違って手で触ることができなくなるような高温になったりするわけではないせいか,ついついメンテナンスを怠ってしまうのは困ったもの。

リヤサスは,去年の今ごろ一度分解整備をしてもらったうちのパリダカ号。ふと気がつくと,フロントフォークは丸2年もの間,フォークオイルを交換するのを忘れていたのです。

さっそく近くのバイク用品店までフォークオイルを買いにいきます。ついでにフォークオイルの量を計るメスシリンダーも。パリダカ号の場合,左フォークが0.41L,右フォークが0.44L入れてやることになってまして。

作業手順は取説であるBMW R100GS RIder's Handbookに説明があります。最新型のRIder's Handbookでは「メンテナンスはディーラーでどうぞ!」って方向になりつつあるようなんですが,約10年前のBMW R100GS向けのものは写真入りでかなり丁寧に書いてあるので非常に重宝してます。

ドレンプラグを外してオイルを抜くと,左フォークはまだ色,粘度ともにオイルだったのですが,右フォークは,色が抜けてしまい粘度もサラサラ。どうも最近フロントサスの感触がイマイチだなあ...バネでもへたってきたかな〜なんて思っていたのですが,これじゃダンピングが下がって当たり前。

新しいオイルを入れ試乗に出てみると...やはりフロントまわりの浮ついた感じがしっとりと抑えられいい感じになりました。これで,週末の伊豆と日曜日の三島回転鮨オフもばっちり!と思ったのもつかの間。

試運転も兼ねて,以前から気になっていたエンジンからの異音の原因を探るべく大森のディーラーに出向いたら,エンジン内部に不具合が見つかってしまいその場で緊急入院ということになってしまいました。詳しいことはまた後日報告しますが,ヘタすると退院はGW明けかもなんて言われるし,かなりお金もかかりそうな修理になるのでちょっと頭かかえてます。とほほ〜。

# 4月18日の回転鮨オフは,別のバイクで行く予定にしてますが...。

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画像の説明:右フォークから抜けていくフォークオイル。
かなり変質してました。

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