街中をオートバイで走っていてバスの後ろについてしまうと，ついつい追い越したくなるのが人情というもの。都内では黒煙の少ないハイブリッドシステムのバスも増えてはきたものの，いまだに黒煙攻撃を仕掛けてくるやつも多くてねぇ。

で，停留所で停まっている時に追い抜こうとすると，バスの陰からいきなり人が飛び出してきたりして思わずドッキリ。

じゃあ，走行中にグイッと追い越してしまうのがいいかというと...片側１車線の道路だとこれもなかなか難しい。全長が乗用車の倍近いバスって，いざ追い越すとなると，自分が対向車線にはみ出す時間がかなり長くなるので，よほど見通しがきくところでないと寿命を縮める思いをすることになります。

特に，今日の画像の連接バスは，全長実に18m。いくら規制緩和な昨今とは言え，こんなバスが片側１車線の道路を延々と走るなんてことはまずないと思うものの大型トレーラーだとこのくらいの全長なやつはいくらでも走ってます。

荷台の隅に「死ぬ気で追い越せ！」なんて毒舌シールが貼ってあるのを見たことありますが，あながちシャレではないのかもしれません。