ISIZE USER COLUM(133ch)Backnumber 19990719 by J.Taniguchi(jtn@tama.or.jp)

ちょっと北海道ツーリング(3)

●7/4 ダート10キロ走ったらオーバーヒート!

北海道上陸以来,天候不順である。日頃の行いがモノを言うのかなぁ...と少し弱気になりつつ,しかし,とにかく上半身だけカッパを着込みにわか雨の中を出発。

明日,明後日は釧路湿原の宿に泊まりなので,今日は帯広くらいまで行っておけば楽勝!といい加減な脳味噌ナビが計算結果を報告している。

何度か来ているわりにはまだ行ったことのない層雲峡の銀河・流星の滝に寄ること以外は全く未定な今日一日。

北海道に来てまで市街地の中,トラックについて走ることもなかろうと道央自動車道で旭川までワープすることに。

深川あたりから青空がのぞき,旭川では晴れ。その後R39を淡々と走り層雲峡まではあっさりと到着。銀河・流星の滝ももう少し近くまでよれるとウレシイんだけれど。やっぱり滝から吹いてくるひんやりした空気に触れられると滝を全身で感じられるから。

R273に入る。

この道はハッキリ言って最高。路面もいいし,何よりコーナーのRが程よく大きくて見通しもきくし。K100RSにムチを入れて爆走。「オートバイはスゲー楽しい!」のだ!とヘルメットの中で頬がゆるむ。年甲斐もなく峠小僧化してしまいましたとさ(^^;。

高速コーナリングを楽しんでいると,あっというまに三国トンネルである。トンネルを抜けると...ガスだった...(笑)。

全然前が見えないしこれでは走ってもつまらないのでUターン。再びコゾウになる(^^;。

大雪ダムまで戻ると「この先10キロ,高原の湯」との看板を発見。時刻も15時を回っているし,宿があればここに泊まりでいいやと即決。

しかし,ダートである。10キロといえば30分くらいはかかりそう。パリダカでさえダートは苦手なのに100%ロードスポーツなK100RSでたどり着けるのか...。

砂利の深い部分を慎重に避けて先に進む。あ,結構走れるじゃん!とか思いながらクマが出そうなダートを進む。

15時半過ぎ。宿に到着。「昨日は満員だったけど今日は大丈夫,泊まれますよ!」といわれホット一息つくも,ふと振り返るとK100RSがオーバーヒートして冷却水の湯気に包まれているぢゃないですか...。冷却ファンがお亡くなりになっていることが判明。よりによってこんな山奥で壊れなくても...。

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画像の説明:「日本の秘湯」メンバーの大雪高原山荘。決してピカピカでは
ないけれど,手入れの行き届いた快適な宿でしたよ。

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