ISIZE USER COLUM(133ch)Backnumber 19990824 by J.Taniguchi(jtn@tama.or.jp)

ちょっと拍子抜けだったK100RS故障箇所

8月13日に,秋田から引き上げてそのままバイク屋に運び込んだBMW K100RSですが,なんと翌14日の午後に修理完了の連絡が入りました。

エンジンをコントロールするコンピューターとかの大金のかかる故障だったらどうしようと戦々恐々としていたんですが,故障箇所は,何と,サイドスタンドスイッチの不良。大した故障じゃなくて助かった反面,拍子抜けというのも正直なところ

サイドスタンドを出したまま走り出して,カーブを曲がろうとオートバイを傾けた拍子にサイドスタンドがひっかかりそのまま転倒...なんて事態にならないよう,K100RSにはサイドスタンドが出ているとエンジンがかからないようになっているのですが,逆に,この「親切」が裏目に出たというところでしょうか。

でも,こんな基本的な原因に何故気かなかったのか?ということなのですが,4月にしばらく借りて乗っていたR1100ロードスターで,メインスイッチはONになってるのにサイドスタンドが出ていたのが原因でセルが回らなくてビックリ!ということがあったのですね。

そのため,今回は,セルは回る=サイドスタンドスイッチは大丈夫!と早合点してしまったという...。実はK100RSの場合,サイドスタンドスイッチとセルモーターは無関係だったのですが,これは「サイドスタンドを出しても出さなくてもセルは回る」という事実から気づくべきでした。

パリダカ号の入院騒ぎもあったせいか,燃料ポンプが故障した!?とか,ポンプをコントロールしたリレーのトラブル!?,はたまたエンジンそのものをコントロールするコンピューター本体が故障した!?とか,大げさな方向に考えすぎてしまいましたね(笑)。

やはり,地道に,しかし,確実にひとつひとつ原因をつぶしていくのが大切であることを思い知らされたという感じです。

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画像の説明:東北道菅生SAにて。トラックはニッポンレンタカー
T-Sクラスのマツダボンゴ850kg積

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