勝手のわかったルートをマイペースで流すのは，なかなか楽しいものです。どこかに到達するのが目的なのではなく，オートバイに乗るだけのために半日くらいで一回りできるお気に入りのルートをみなさんもいくつか持っているのでは...。

でも，ツーリングに出たときなどは，地図と勘だけを頼りに初めてのルートをガンガン行くのもまたいいもの。そんなときの秘密兵器がGPSレシーバー。

衛星からの電波によって現在位置や進行方向，速度などを瞬時に計算してディスプレイに表示してくれるというスグレモノです。

とにかく，こいつは余計なオセッカイを焼かないところが潔くていいです。安っぽいカーナビみたいに，子どもだましみたいなアニメーションが出たり「ルートを外れました！」とか叫ぶことなく，現在の緯度経度と進行方向を黙々と表示し続けてくれる。

使うほうは，表示されたデータを使いたいように使う。ただそれだけ。

でも，間違えそうな交差点をあらかじめ記憶させておけば，立派なナビとして使えるし，裏で平均時速を計算したり瞬間最高速度をちゃっかり記録しておいてくれたりもするという働き者。

7月はじめに回った北海道では，緯度経度のグリッドの入った道路地図とともに大活躍してくれました。積極的に国道を外れたツーリングが楽しめたのもこいつのおかげかも。

見た目はシンプルだけど，実は機能が詰まっていて，目的地到着推定時刻表示機能のおかげで宿の夕食に遅れずに済んだりしたというのもありました。

ところで，8月22日の日本時間午前9時過ぎのことなのですが，GPSの2000年問題ともいえる週データのロールオーバーがあったとのこと。ちょっと古めのカーナビだと，日時が正しく認識されなくなったりという不具合が出るものがあったらしいのですが，このGarmin GPS12XLは，特に問題はなかったようです。

この製品に興味ある方はこちらのページをご覧下さい。また，購入はこちらから(^_^)v。