ハンドルの形，あるいは高さのせいなのか，エンジンの形が違うせいなのか，K100RSはR100GSパリダカ号に比べて取り回しがずいぶん重く感じられます。

しかも，カウル付きですから転がすと，安くない出費を強いられるのは覚悟の上。とはいえ，転倒時のダメージは最小限に抑えたいのは人情というもの。

そんなときにRiders Club別冊 Selection Series1 BMW 1980-1992の中で見つけたのがKシリーズ用のエンジンガード。

教習車についているような大げさなものではなく，でも，記事の中で効果は実証されているので（笑）”カスタマイズ”の一環として取り付けてみることにしました。

日本仕様のABS付きK100RSに標準で付いてくるアンダーカウルと共用することはできないのですが，見た目を取るか実を取るか考えた場合，僕の場合は後者を選んだというわけですね。

使わずに済めばそれが一番という「保険パーツ」ではありますが，転ばぬ先の杖ならぬ「転がす前のエンジンガード」というわけ。

もともとフルカウルなｋ１と違って，デザイン的にもアンダーカウルがないほうがすっきりしていて僕としては気に入ってます。

なお，装着してからわかったことではありますが，オイル交換の工賃が少しだけ安くなるのですね。これで元が取れるなんて全然思っちゃいませんが...（笑）。