待ちに待ったこの日がついにやって来ました。

4月にコンロッドメタルが損傷していることが判明して入院していたパリダカ号がついに退院してきたのです。

結局，損傷したコンロッドメタルの破片がエンジン中に回ってしまいあちこちキズだらけにしてくれたおかげでエンジンを全部ばらしてクランクのメタルを交換したり，クランクそのものについたキズを修正したりという大修理になってしまったのですが，これをきっかけにクランクのダイナミックバランスと取ってもらったおかげで，スルスルと良く回るエンジンになって戻ってきました。

まずは上限を4000回転に抑えて2500kmほど慣らしをしなくてはならないのですが，そこまでの回転数でも「やっぱこれだよ！これ！」とココロの中で叫びたくなってしまう仕上がりです。

ところで，入院があまりに長期にかかったため，預けているうちに車検が切れてしまったので，仮ナンバーをつけて車検場まで回送し，ユーザー車検を通してきました。

納税確認などの書類上の手続きを済ませ，検査ラインに入ります。前後ブレーキ，ヘッドライト光軸が済めば，あとはウィンカー，ブレーキライトなどの灯火類，ホーン，車体番号，エンジン番号などのチェックをしておしまい（八王子車検場の二輪の検査にスピードメーターチェックはなし）。

ちなみに，検査ラインに入る前に，仮ナンバーは外して正規のナンバーに戻しておくことをお忘れなく。経験者からのアドバイスです...（笑）。