ISIZE USER COLUM(133ch)Backnumber 199901110 by J.Taniguchi(jtn@tama.or.jp) |
あえてハイシーズンを外してキャンプする |
11月に長野の山の中でキャンプ?寒いんじゃないの〜?なんてしりごみしちゃった人もいたんじゃないかと思ったりもする今回のキャンプツーリングでしたが,天候に恵まれたこともあって標高1,000mといえどもじっくりと楽しいひとときを過ごせました。 なにかと窮屈で騒がしい都会暮らしを強いられる身にとってはキャンプに来たときくらいはゆったりのんびり過ごしたい,そのためにはやはりハイシーズンを外すってのがポイントになるわけ。 今回も,ほとんど貸し切り状態のキャンプ場でのんびりとさせていただきました。 オプションで頼んだお風呂もじっくりと暖まれたし,何といってもありがたかったのは管理人のおじさんの粋な計らいで,普段は乗り入れ禁止のキャンプサイトにオートバイを入れさせてもらえたこと。これは本当にありがたかったです。やはりテントの脇にオートバイをとめておきたいというのはオートバイ乗り共通の願いですからね...(^_^)v。 寒さについても焚き火をしたり,冬にオートバイに乗るのと同じく着込むことで暖かく過ごす工夫をする余地が残されているわけですから,暑いだけの真夏にキャンプするよりもかえって楽と考えることもできるわけで。 焚き火台やフリースの類はどうしてもかさばるから大荷物になりがちですが,それも”積載のパズル”を楽しんでしまいましょう。 でも,キャンプというのは何かと便利な都会暮らしと違って自然の懐の中に出かけていくわけですから油断禁物というのもまた事実。秋の冷たい雨はカラダをどんどん冷やしてくれるし,一晩で雪が積もってしまえばオートバイで帰ることができなくなってしまうかも。雲の具合を見たり風向きを読んだり,ラジオ,iモードケイタイでの天気予報のチェックもおこたりなく。 そんなこと全然考えずに のほほん と出かけた3月のキャンプで雪に降られたのはさすがに参りましたが,経験値を高めるという意味では決して無駄ではなかった...というか,今となっては楽しい思い出になっておりますです...。
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画像の説明:”粋な計らい”をありがとうございました >キャンプ場管理人のおじさん |
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