ISIZE USER COLUM(133ch)Backnumber 199901119 by J.Taniguchi(jtn@tama.or.jp) |
荷物を減らす工夫 |
今の二ホンはありがたいことにお金さえ出せば何でも手に入る世の中。 でも,何でもかんでも自分で抱え込むとだんだんフットワークが重くなってくるというのもまた事実。今回のキャンプツーリングでは,僕だけ荷物の量が異常に多くてちと反省させられました。 BMW K100RSの左右パニアケースに加え,アウトドア用の50Lくらいのバッグまでパンパンになってしまい,人によってはこれから北海道ツーリングですか?って聞かれそうないでたちになってしまったのです。 テントなんてごく普通のダンロップの1.5-2人用のツーリングテントだし,タープ持っていったわけでもないしね。やはり寒さ対策でフリースをたくさん持っていたのと,ダウンじゃないシュラフが結構かさばっていたのが原因といえば原因なのかも。 さて,この山のような荷物を減らすにはどうしたらいいか。 ダウンのシュラフって暖かいのに驚くほどコンパクトになりますからこれは欲しいなぁ...なんて言い出すとまた物欲の虫がもぞもぞしだしてしまうので,そうでない方向で考えてみると...。 オートバイ仲間だけでキャンプするときは,現地に着いてからも革ウェアで通してしまえば,ウェアの類は5割削減。ランタンはミニマグライトをキャンドルモードで使い,持っていかない。食事はレトルトですましちゃって,調理道具一式は持っていかない。テントはキャンプ場で借りて済ましてしまう。コッヘルの類は一回り小さくて軽いチタン製に買い替える...おっとイカンイカン。 ”頼れるのは自分だけ”なソロツーリングの場合は別として,借りられる場合には借りて済ましちゃうのも減量のためには大切な方法なのかも。 # 特に,今回お世話になったしだれ栗森林公園キャンプ場の貸しテントは4人ほどが余裕で寝られそうな今風のものがレンタル料たったの1,000円。 そしてこれは日常生活でもカシコイ消費者たるキホンなんですよね。買ってしまうといつの日かはゴミとして処分しないといけない。買い物はほんとワクワクする楽しみではありますが,あえて,借りられる部分は借りて済ますというのが,これからのスマートな生活スタイルなのではないかと思ったり。 現状の我が身を考えるとオートバイとクルマを合わせて何と12輪もあるけど,カラダはひとつしかないのですから...。
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画像の説明:オートバイもしまえそうな貸しテント。 あ,Dukeは僕のじゃありませんよ...(^^;。 |
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