so:lkpassで小休止の後は，ふたたびフリー走行。

あたりの風景は，四国カルストを思い出させる広大な草地の中であちこちで牛が草をはんでいるのですが，しかし，風景の中に何かが足りない...。

まもなくそれが牧草地と道路を隔てる柵であることに気がつきます。

本来は柵の向こうにいるはずの巨大な牛が，道ばたでこちらをにらんでいたりするんですからドキドキもの。こいつらに激突してしまったら，いくら巨体のK1200LTといえども勝ち目はない...。

実際に昨年もこの区間を走っているフラットの市川氏は，たまたま赤いジャケットを着ていたためか，この区間で牛に追いかけられたんだそうで。

峠を下りきったところで，ふたたび小休止を取り全員集合ののち昼食会場へ向かいます。

ちなみにこのF650GSは，2000年にフルモデルチェンジした最新型。

燃料噴射に触媒付，さらに燃料タンクがシート下配置され給油口はリヤシートの脇。見かけはオーソドックスながら中身は最新の試みにあふれている力作。このクラスにABSが設定されているというのも，なかなかがんばっていると思わせてくれます。

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