油断大敵という言葉を今回ほど思い知らされたことはありません。実は...エンジンオイル不足でクルマのエンジンを壊してしまいました。

２月半ばからエンジンがかからなくなっていたプジョー４０５。３月半ばに燃料ポンプの配線に入っているノイズキャンセルコンデンサー部分での断線であることを突き止めて修理したばかりだったのですが...。

”事件”が起きたのは，３月末に久しぶりに箱根に出向いた時の小田原厚木道路上。箱根の山が間近に迫る小田原まで来たところで，エンジンルームからコココッと突然の異音。

え。まさかと思いつつエンジンオイル量をゲージで見てみると...なんとゲージについたオイルはＬのはるか下。小田原料金所をバビューン出て，酒匂川にかかる橋の上で一気に加速。続く左右高速コーナーを通過したときに横Ｇでオイルが片寄りし，ストレーナーに油面が届かなくなってしまい油膜切れ。クランクあたりのメタルが逝ってしまったんだろうと。

ちなみに，インパネにある油量計の針の位置はオイル量に特に問題があるような指示にはなっていなかったのに...なんて言ってみても後の祭り。エンジンをかけようと試行錯誤しているときに，一度でもゲージでエンジンオイル量を直接確認しておけばよかったのです。

読者の皆さんも「ねんおしゃちえぶくとうばしめ(*1)」の呪文を唱えつつ，始業点検をおこたりなく！エンジンオイルは，乗るたびに少しずつ，しかし確実に減っていくものですからね...。

(*1)
ねんおしゃちえぶくとうばしめ
↓　↓↓　↓↓↓↓↓　↓↓
燃　エ車　チエブク灯　バ車
料　ン輪　ェンレラ火　ッ体
の　ジ・　ージーッ類　テ各
残　ンタ　ンンキチ等　リ部
量　オイ　ののののラ　ーの
　　イヤ　張ご具具イ　　締
　　ルと　り機合合ト　　め
　　　空　　嫌　　な　　　
　　　気　　　　　ど
　　　圧