●電動ドリル＆ドライバー

K100RSのエンジン側に残ってしまったスタッドボルト。

これを抜くには，残ったスタッドボルトにドリルで穴を開け，そこにスタッド抜きを差し込むという作業が必要になります。

ところがうちで長らく電動ドリルとして使っていたものは実はリューターで，ドリルの歯を駆動するトルクが全然足りないことが作業中に判明。急遽，近くのホームセンターまで工具の買い出しにでかけることに...（笑）。

そこで購入したのが松下電工EZT105Y30。約0.5Nm〜4.4Nmの間で締め込みトルクを調整できるチャック，#2のプラスビット，そして急速充電のできるニッカドに充電器がついて約1万円。トルク調整チャックをロックすると，毎分約1100回転の高速側で4.9Nm，毎分約300回転の低速側で16.7Nm。

さらに1/4インチのソケットをセットできるビットなども買い足し，ちょっとした整備に大活躍。なかでも一番重宝しているのはK100RSのカウル内張を留めている合計6本のプラスネジの脱着。ちょっとした整備をするにもまず，カウルの内張を外す必要があるので，作業性向上に大きく貢献してくれています。

しかし，キュイーンキュイーンとやっていると，なんだか仕事でバイクをいじっているような気分になってしまうのが玉にキズというところでしょうか...（笑）。