ISIZE USER COLUM(133ch) Backnumber by J.Taniguchi
カッパを楽しんできました(3)
June 22 (No.566)

しばし「空飛ぶじゅうたん」を楽しんだ後,いよいよ操縦にトライしてみます。

座った感じ,そして目に入るインパネまわりはまんまフュージョンです。道路がまっすぐなうちもまだフュージョン。

でも,コーナーに差しかかると...このフュージョンがオートバイでもクルマでもなく,まさにサイドカーってことを思い知ることに。

まず右コーナー。

今回は左側にサイドカーがついてますから右コーナーでは車体全体が外側にグイイィと押し付けられる感じがするだけでコワイことはありません。リーンせずに踏んばる感覚は独特のものがありますが,基本的にはイケイケどんどん!

さて,問題は左コーナー。

交差点をごくゆっくりと左折するだけでも,カーが浮いてしまいそうな心持ち。思わずハンドルを切りつつ内側に体を倒してしまいます。カーにパセンジャーが乗っていても,この傾向は基本的に変わらず。下りの高速コーナーだと慣れないうちはドキドキの連続かも知れません。

しかし,左右でこんなにも操縦性が違うなんて...とてもじゃないけど頭で考えて乗りこなせるシロモノではなかったですね。

特に,僕は今回,生まれて初めてサイドカーを操縦したので,このモデルがオートマのフュージョンベースで本当に助かったというのが正直なところ。これでクラッチ切ってギヤチェンジだのやることが増えてくると,とっちらかってしまいそうで...。

次回は,ちゃんとパイロンを並べてじっくりと操縦しなおしてみたいもの。わたなべさん,またよろしくお願いしますね!!(おわり)

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前から見るとこんな乗り物。ライダーは田島さん。パセンジャーは松本さん。
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