ISIZE USER COLUM(133ch) Backnumber by J.Taniguchi |
リトルホンダ耐久テスト(6) |
Oct.18 (No.606) |
翌日も雨の心配はなし。昨日に比べれば雲は多めとはいえ依然としてツーリング日和と言ってよいでしょう。 店舗リニューアルのため9月末でいったん閉店してしまう叶屋にてラーメンとギョウザで昼食。胃袋も再び満タンとなり県道7号からR122で行田を目指します。 しかし,事件はR122が利根川を渡る昭和橋上で起こりました。 そこまではまったく快調に走っていたリトルホンダ。しかしあと100mで橋を渡りきるというところまで来て,突然ガス欠のようにエンジンが吹けなくなり,じきにエンジンがストップってしまったのです。しかも,R122は片側1車線のトラック街道。ミラーには後続のトラックが大きく迫ります。 ああ!よりによってこんなシチュエーションで機嫌を損ねるとは!! しかし,とにかく橋を渡ってしまわないことには生きた心地がしません。 何も考えずひたすらペダルを踏み,何とか橋詰の交差点角に逃れてホッとひと息。それにしても後続車にクラクションを鳴らされることがなかったのには心より感謝でした。 とりあえずR122から再び県道7号に入り,歩道上で工具を持ちだし店開きです。 ガソリンはまだたっぷりあります。キャブに燃料を供給しているホースを外してみると燃料は落ちてきますからフィルターが詰まったわけではなさそうです。チョークを一杯までひいてやるととりあえずエンジンもかかるので点火系,圧縮は大丈夫のはず。 となると,原因はキャブまわりの燃料系の可能性が濃厚と考え,キャブを開けてみることにしました。まず,フロート機構は...問題なし。ジェット類を外して見てみても...目に見えるような大きなゴミは見当たりません。 残念ながら万事休す。こんなところでリタイヤとなってしまうのかと見渡すかぎりの田圃の中で途方に暮れてしまいました(つづく)。
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R122昭和橋の群馬側で撮影。 この直後に不調になるとはつゆ知らず...。 |
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