10月も下旬に入りずいぶん日が短くなりました。街中の街路樹も次第に色づきはじめ秋たけなわを感じさせてくれる今日この頃。 |
空気が澄みきっていて日中は暑くも寒くもないこの季節はやは
りツーリングのベストシーズン。週末ごとにあちこちでイベントが開催されたり、仲間内でツーリングの計画があったりと「週末の予定がぎっしりで仕事より忙しいよ...」なんて方もいらっしゃるのかもしれません。
さて、せっかく出かけたツーリング。トラブルフリーで帰宅できるのが一番なのですが、時にはオートバイが壊れたり、転んだ拍子にオートバイを壊してしまったりということもありうるわけで。
*1 |
ね |
燃料の残量 |
ん |
お |
エンジンオイル |
しゃ |
車輪・タイヤと空気圧 |
ち |
チェーンの張り |
え |
エンジンのご機嫌 |
ぶ |
ブレーキの具合 |
く |
クラッチ具合など |
と |
灯火類ライト |
う |
ば |
バッテリー |
し |
車体部分の締め |
め |
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直接、目に見えない部品の寿命が来てしまったというトラブルは、運が悪かったとあきらめるしかないですが、タイヤの溝や空気圧、エンジンオイルやバッテリー液の量、ブレーキパッドの残量など簡単に点検できる部分については、
出発前に、少しだけ時間を取って点検しておくとトラブルを未然に防ぐことができます。機械の信頼性としては、相当高いレベルにある現代のオートバイ達
ではありますが、それでも「ねんおしゃちえぶくとうばしめ(*1)」の呪文は、 今でもそれなりに役立つはず。
しかし、いくら律義に点検してやっても時にオートバイは気まぐれで、全く予想もしないところが故障してしまうときがあります。
これまでに遭遇したなかで一番致命的だったのは、BMW K100RSで東北ツーリングに出たときのトラブルで、数時間前まで元気だったエンジンが全くかからなくなってしまったケース。このときはサイドスタンドが出ていることを検出するスイッチの故障でエンジンの点火回路がオフになってしまっていたことが後からわかったのですが、結局、一度帰宅してからレンタカーのトラックで取り
に行きました。
KTM Dukeに乗っていたときには、関越自動車道を走行中に、ラジエーター冷却水が噴き出してしまったトラブルも、なかなかスリリングなトラブルでありました。このときは友人が軽トラックで引き上げに来てくれて何とか事無きを得ることができたんだったか...。
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パリダカ号の発電機故障の修理に使った部品。今回はアメリカから取り寄せてみました。 |
また、今年の夏の東北ツーリングでは、いつも乗っているパリダカ号にトラブル発生。エンジンにはなんの問題もなく普通に走れるのにもかかわらずエンジン内部に仕込まれた発電機が故障して、いつの間にかバッテリーが空になってしまい、その結果エンジンに点火することができなくなってしまったというもの。このトラブルは何度か経験したものだったので、ガソリンスタンドで充電
してもらい何とか自宅まで帰り着くことができたのですが...。
いずれにしろ、全く動けなくなる場合を想定して対策を考えておくと、いざというときに慌てずに済むと思います。実際、先日のツーリングで転倒リタイヤとなってしまった山根さんの場合は、転倒後、すぐに行きつけのショップに連絡することで当日のうちに車両の引き上げは完了していたようですから。
■ツーリング情報
・JBRのオートバイレスキュー→http://www.jbr.co.jp/index.html
・K100RSを秋田から引き上げたときの報告→http://www.e-motorcycle.jp/st990820.html |
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