朝夕はめっきりと涼しい日が増えてきました。オートバイに乗らない日でも、ウェアの選択が難しい今日この頃です。
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しかし、オートバイで出かけるとなると、さらに多彩な気候のなかに自分を置くことになるわけで、ウェア選びはツーリングの楽しみを大きく左右することになります。
実際、雨が降ったくらいでツーリングを中止するのもつまらないから防水性は必須。高速道路を走るだけでも台風並の強風の中に身を置くのと同じことになるので防風性は重要。かといって、アジアに位置する日本では蒸し暑い日々も少なくないから透湿性やベンチレーション機能も必須です。
気持ち良く走っているときに雨が降ってきたといってオートバイを停めてカッパを着込むなんてのも面倒だ...なんて言い出すと、結局たどりつくのは全天候対応のライディングウェア。オートバイ用品店のウェアのコーナーを見るまでもなくゴアテックスはもちろんエントラントなどの透湿素材を活用したウェアがさまざまなメーカーからリリースされているのがわかります。
でも、僕が昨年夏から愛用しているのは、アメリカからやってきたエアロステッチロードクラフタースーツ。
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先日の四県走破ツーリングの時、榛名山を通過する県道33号にて撮影。 |
ゴアテックスをラミネートしたナイロン地を基本に、肩、肘、膝には外側からバリスティックナイロンで補強。内側には独自の衝撃吸収材を用いた標準でパッドを内蔵。オプションのバックパッドとヒップパッドを装備すれば背中と腰まわりのプロテクトも追加でき、着るだけでフルプロテクションモードになるのは心強いかぎり。
背中と足もとの強力スコッチライトがもたらす夜間の高い視認性も今日の画像を見ていただければ一目瞭然かと思います。
さらにワンピースのロードクラフタースーツを選べば文字通りの10秒脱着も可能。ジーンズに半袖ポロシャツといった普段着はもちろん、キリリとネクタイを締めたスーツ姿からでもアッという間にライダーに変身可能。春・秋・冬には通勤用ウェアとしても使えてしまいます。
あえて数少ない欠点を上げるとすれば、真夏の渋滞にはまると見事にサウナスーツとなってしまうことと、クラシックなイメージのオートバイにはデザインがあまりマッチしないことくらいでしょうか。
読者メーリングリストのメンバーにもじわりじわりと着用者が増えていて、そのうち集合写真を撮って、エアロステッチのカタログ表紙に載せてもらおうかと考えているところです。また、エアロステッチにはヤスコさんという日本語スタッフもいらっしゃるので、興味ある方は是非問い合わせてみて下さい。
■ウェア情報
・エアロステッチ社ホームページ→
http://www.aerostich.com/
・エアロステッチロードクラフタースーツの感想→http://www.e-motorcycle.jp/st000920.html
・夜は目立つようにしよう!(ブーツ編)→http://www.e-motorcycle.jp/st990208.html
・エアロステッチ日本語スタッフのヤスコさんのメールアドレス→yholt@aerostich.com |
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