4月に開催した西伊豆町やまびこ荘リターンズの帰り道にも、参加メンバーの 一人が西伊豆スカイラインの側溝に落ちて転倒というちょっとしたアクシデン
トがあったことを思い出しつつ、パリダカ号を路肩に停め、道路から畑に降り レスキューへ向かいます。 |
ライダー本人は、幸いにも立って歩ける状態。血がダラダラ流れていたり、気を失っていたりということはないものの、ライディングジャケットの擦れ跡と痛みの状況を考えると左鎖骨を痛めてしまった様子。アライのジェット型ヘルメットも側面とシールドに路面と激しく擦れた跡がザックリと痛々しい。これで耳から首にかけて剥き出しのオワン型ヘルメットだったらどんな惨事になっていたことかと思うと。。。
メンバーの協力で、オートバイを畑から道路まで引っぱり上げざっと検分しただけでも、右タンクカウルが激しく損傷し、Dukeトレードマークのメーターカウルも割れてしまっています。さらに燃料タンク前面に装備されるラジエーターが、なぜか下から突き上げられたかのように変形。エンジンをかけると冷却水が吹き出してくるのは避けられない状況。
ライダー、オートバイのダメージを考えると残念ながら山根さんはここでリタイヤが決定。オートバイはDuke主治医のショップが引き上げてくれることとなり、山根さん本人も救急車で搬送してもらうこととなりました。
さて。事故処理が一段落してふとあたりをみると、あたりはすでに夕暮れの気配。
18時に伊勢崎市のレストランローマには到底間に合う時間ではありません。とりあえずマスターに連絡を入れ状況を説明し、到着が19時を回るであろうことを報告したあとに、電話に出たのは何と愛媛松山でK100RSにお乗りの久慈さん。
お彼岸に合わせて東北の菩提寺に墓参りツーリングの途中に寄ってみたとのこと。昨年5月に僕が愛媛奇襲ツーリングをした時のリベンジを果たされたということでしょうか(笑)。
どこかで合流できれば今回のツーリングに参加するかもしれないとの事前情報はつかんでいたものの...、愛媛松山から本当に飛び入りしてくれるとは、本当にお疲れさま&ありがとうございました。
その後ツーリング本体は、日が暮れてすっかり冷え込んだ榛名山を越え、渋川伊香保インターチェンジから関越自動車道へアクセス、さらに北関東自動車道駒形インターチェンジから県道2号、国道354号を経由してレストランローマ到着は20時過ぎ。
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このコラムの第4回にも登場されている愛媛松山の久慈さん。結局東北まで自走で往復した結果3200キロを超えるツーリングになったとのこと。お疲れさま。またお会いしましょう! 足利屋台珈琲にて撮影。 |
ローマ駐車場に確かに愛媛ナンバーのK100RSを確認し、店内に入ると久慈さんがにこにこと出迎えてくれて何だかずいぶんとホッとしました。世田谷からはるばるソロツーリングで来たというしも嬢%F650もすでに到着していて、腹ぺこ状態のまま待っていてくれたとのこと。お待たせしてスミマセンでした。
その後は、いつもと変わらない松嶋シェフのご馳走を堪能した後は、腹ごなしも兼ねて県道39号線にていつもの足利アラジンで食後の珈琲タイム。30周年を迎えた屋台珈琲のマスターとともに、久慈さんを交え雑談しているうちに時計の針は23時。
アクシデントはあったものの、走りを満喫&胃袋も納得ツーリングは終了です。次回は10月末に長野駒ヶ根でキャンプツーリングを予定しています。興味ある方はバックナンバーのページからこのコラムの読者メーリングリストに参加してみて下さい。
(おわり)
■ツーリング情報
・愛媛久慈さんのツーリングレポートはこちらから→
http://www.smb.net/%7Ekuji/K100/Maintain/Diary2001/20010922_4.html
・やまびこ荘リターンズのツーレポ→http://www.e-motorcycle.jp/st010419.html
・愛媛松山までイッキ走りツーリングのツーレポ→http://www.e-motorcycle.jp/st000522.html |
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