ところが。 文字通り調子に乗ってきた頃にアクシデント発生! 緩い勾配を登り切ったところでの右ターン。ちょうど,丘の頂上を巻くような感じの逆バンクのところで車体が外側にグラッと来てしまったのです。 前側内側のスキーが浮いたかどうかはわかりませんが,コーナーで内側にバンクするオートバイと全く異なる操縦性に驚いているまもなく,車体の傾きに遠心力が加わってあえなく落馬。 自分ではそれなりに「乗れていた」つもりだったのですがショックと動揺は隠せません。 しかし,なにより乗り手を失ったスノーモービルが暴れ馬のように勝手に走っていってしまうのではないか!?という焦りが脳裏をよぎります。 ところが,それは全くの杞憂に終わりました。 すぐに立ち上がってスノーモービルを追いかけ...ようとすると,マシンは数m先におとなしく停まっているではありませんか。 どうやらキルスイッチが作動してエンジンが自動的に停止したようです。(つづく)。