ツーリングの足として、いつも黙々と走ってくれるオートバイ。でも,時にはそのポテンシャルを改めてじっくりと味わってみるのもいいものです。
例えばサーキット走行会などで自分のオートバイを思いっきり走らせてやれば、何かと規制の多い公道上で感じるストレスも一気に解消できて、まさに一石二鳥。
しかし、走行会とはいえサーキットはちょっと敷居が高いと思われる方も当然いらっしゃるかもしれません。そんなときはちょっと発想を変えてレース観戦を目的にしたツーリングに出かけてみましょう。
今年は8月2〜5日に鈴鹿サーキットで8時間耐久ロードレースが、8月24〜26日にツインリンクもてぎで7時間耐久ロードレースが予定されています。スピードと華麗なコーナリングに加えてチームの総合力が試される耐久レースは見ている側もドキドキワクワクの連続です。
さらにFIMロードレース世界選手権シリーズでは、世界の頂点を極めるオートバイレースを楽しむことができますし、3月に筑波で開催されるバトル・オブ・ザ・ツインに出かければ、ドカティやBMW、ハーレーといった輸入オートバイをを含め、シングル・ツインのオートバイたちの究極の走りを見ることができます。
そして、サーキットまで自分のオートバイで走ってみると...レース観戦のドキドキワクワクが、自宅前でエンジンをかけた瞬間から始まることに気がつくはず。さらに、オートバイで来た人だけに用意された特典が待っているかも知れませんよ。
例えば、先週末の6月2〜3日にモテギで開催されたFIMトライアル世界選手権。
相棒のBMW R100GSパリダカ号でツインリンクもてぎに乗りつけてみると、クルマには設定されている駐車料金がかからない上に、メインエントランスの正面に用意された駐車場にオートバイをとめることができたのです。さらに、無料で荷物を預かってもらえたり、自分のオートバイで広大な敷地の中に点在するセクション間を移動することも可能。土曜日、日曜日それぞれ500ccペットのドリンクが1本ずつもらえるのもライダーのお客さんならではのサービスでした。 |