トンプ〜たにぐちのツーリングを楽しもう!Vol.12

2001年9月26日号 [ いよいよ秋のツーリングシーズン(1) ]

「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、まるで熱帯に入ってしまったかのような今年の夏もいつしか遠い記憶の中。ようやくオートバイのベストシーズンが到来しました。皆さん、おでかけの準備はよろしいですか?
さて、先日、オートバイの操縦を満喫すべく山梨〜長野〜群馬〜栃木の4県にまたがるツーリングに出かけてきたので今日はそのご報告。

午前7時半。第一集合地点の中央道双葉サービスエリアを目指し八王子の自宅を出発。八王子インターから中央道で一気にワープしようと試みるも、秋の行楽シーズンと連休が重なった中央道はすでにサンデードライバーの運転するクルマであふれており高速道路ならぬ「拘束」道路。

午後の部の休憩時に妙義神社前駐車場にて撮影。
もともと都内から上野原まで片側2車線でしかない中央道のキャパシティが足りないのが一番の原因なのですが、2列縦隊でダラダラと流れる乗用車の列を見るにつけ「ったく走行車線の流れと同じスピードで追い越し車線を走り続けんじゃね〜よ!」とかつい悪態をついてしまったり。それでも勝沼を過ぎて甲府盆地に入るとようやく「高速」道路となり、集合時間の10分前には双葉サービスエリアに到着。

幹事が遅刻してはカッコ悪いのでホッと一息ついているうちに、山根さん%KTM Duke620、林さん%BMW k1、松本さん%BMW K100RS、田島さん%BMW R1100GS、さくらばさん%Kawasaki Ninjaの各氏が三々五々集合してきました。

今回の目的地は、群馬県伊勢崎市のイタリアンレストラン「ローマ」。

韮崎から佐久近郊を通過し妙義山、榛名山あたりの山麓のワインディングを満喫、さらに関越自動車道、北関東自動車道で高速ツアーを楽しんだ後、元DUCATI乗りの松嶋シェフが腕をふるったイタリア料理に舌鼓を打とうという走り・胃袋ともども大満足をねらうという欲張りツーリングです。

走行ルートのおおまかなイメージを国道でつなげばR20〜R141〜R18〜R406〜R145〜R353となるわけですが、しかしクルマ多い国道をダラダラ走るだけでは逆にストレスがたまるだけ。

そこで考えたのが県道メインに一部広域農道を織り込むルート。ルートを選べばほとんど貸し切りになるうえに黄色いセンターラインの区間も少ないのが本当にありがたい。今回は韮崎インターから茅ケ岳広域農道〜信州峠〜県道2号馬越峠を越えて小海町に出るルート。ここで一度R141に出て、2年ほど前にフラッと入ってみたら量、質ともに大満足だった「食事処がんこ村」到着はほぼ11時半。

ここでさらに秋元%BMW R1150GS、間仁田%BMW F650GS両氏が合流し、2年前と変わらずのご馳走だった各種定食や蕎麦を食いつつ午後のルートを相談しているうちに出発は13時。走るときはきっちり走り、食べるときもきっちり食べる。これってツーリングの基本ですよね。

それにしても信州峠を越えて長野県に入った途端に見事に空気が入れ替わり、グイッと冷え込んだのには驚きました。

(来週につづく)

■ツーリング情報
・食事処がんこ村 長野県南佐久郡佐久町大字宿岩334-6 0267-86-2898(R141三条大橋入口信号中古車屋隣)
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