東京近郊ではすっかり影が薄くなってしまった路面電車。

たしかにスピードや輸送量は地下鉄などに比べると大したことないのかもしれませんが，電車に乗るために階段を上ったり降りたりする必要がないし，車窓からの景色も街中を散歩しているようでなかなか楽しいもの。

都内では，都電荒川線，東急世田谷線が軌道として生き残っているようですが，残念ながら「路面」電車って区間は都電の一部。でも，北は札幌から南は鹿児島まで，よく見ると案外今でも全国各地で路面電車が活躍しているんですね。

さて。

オートバイと路面電車の関係ってのはどうなんでしょう。

一昨年のＧＷに高知を訪れたとき記憶では，路面電車併設の道路のどこを走ったらいいのかよくわからない，交差点の信号待ちのタイミングがちょっと違うような気がしたり，道路に埋め込まれた線路にタイヤ取られそうとか...あまりいい印象はないのですね，残念ながら。

でも，逆に，路面電車の走る街に出かけたときには，ちょっとオートバイを降りて路面電車で街のなかを散歩してみるといいのかもしれません。オートバイに乗っているだけでは見えてこない何かがきっと見つかることでしょう。

次回，九州に行くことがあったら是非熊本によってダイムラークライスラー製の最新型路面電車に乗ってみたいなぁなんて思いつつツーリングマップルを見ている今日この頃です。